こんにちは、風山美久里です。
猫を家の中で飼う場合、何といっても問題になるのが家財道具や壁、ふすまなどでの爪とぎと、オシッコを引っ掛けるスプレー行為だと思います。
このうち、オシッコの問題については発情の来る前に去勢手術や避妊手術を行うことで、ほぼ解決できると思いますが、爪とぎではみなさんお困りではないでしょうか。
これを解決する唯一の方法は爪除去の手術しかありません。
爪除去なんて言うと、人はみな、自分が爪がはがれた時の痛さなどを思い起こして、痛そうでかわいそうと思うでしょう。確かに麻酔が切れた時はいくら痛み止めで処置しても2~3日はそれなりの痛みは残るけど、それを言えば去勢や避妊手術だって猫にとってはたいへんです。
でも、生後3~4か月で爪の手術をしておけば術後1週間で傷は癒えますし、そのあとは普通の暮らしで何ら問題はありません。もちろん猫は普通に走って高いところに飛び上がったり飛び降りたりもできます。
ただ、爪がない以上、外出をして野良ネコとケンカなんていうことになればこちらは武器がないので圧倒的に不利なのに、爪があると勘違いして自分から仕掛けたりするかもしれませんのでご注意を。